オーズ品薄騒動とアマゾンのレビュー
仮面ライダーオーズの変身ベルト『オーズドライバー』や、これに装填する別売商品『オーメダルセット』など、オーズ関連の玩具が非常に品薄で、例のごとくネットでは価格高騰・転売が横行中。アマゾンを見ると状況がよく分かる。
商品レビューの多くはこれを批判する内容だけども、気になったのはその書きっぷり。書き手はほとんどが親だろう。どうにも感情が先行しており、論理の無茶苦茶っぷりに驚いた次第。将来はモンスターなんとかになる素質がありそうな人もちらほら。どんな場面でも、自分を取り巻く状況や仕組みを理解できない人や、何も考えられない人を相手にするのは、いささか辛いものがある。
人気が出てからもう何か月も品薄で、一向に改善されないのであればそれこそ問題だが、オーズが放映開始してからはおよそ2カ月。運営側もようやく人気を実感できた頃だろう。このご時世、人気が出たとき用にあらかじめラインを確保しておくとか、そんなコストもリスクも負っていられない。
以下、ごくまともに正論を吐いている方がおり、楽しく読めたので貼る。それにしても腹いせなのか、正論系のコメントに対して「参考にならない」を押してる者の多いこと…。アホは避けるに限る。勝てる気がしない。
バンダイは、まあ、がんばってください。
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子供に買ってあげたい親の方の、いろいろなところへの不満の意見が多いようです。
ところで「人気があって買えなかった。」って普通のことだと思うんですけど誰が悪いとかあるんでしょうか？
「バンダイはもっと作れるようにすればいい。」なんて意見がありますが、スタートダッシュ時の売れ行きをまかなえるようにするため工場や生産ラインを追加するのは簡単ですが、メダルが消費者にいきわたってしまえば、大量に作る必要が無くなりその設備は無駄になります。
大きくするのは簡単です、でもそれを維持するのが困難です。
「売れなくなってきたら生産数を減らせばいい」と言われる方もいるかもしれませんが、減らすぐらいなら最初からそんなにつくれるだけの設備を用意しないほうが経費がかからなくてすみます。
バンダイが赤字でたちゆかないってなことになれば、それこそ商品買えません。
今でもきっと工場はフル稼働だと思います。だって作れば売れるんですから。
「転売」は確かに気持ちのいいものではありません。
転売屋では古美術商のように「この商品には今これだけの価値がある」で値段をつけられているため定価より高い金額がつけられていることがほとんどです。
なので購入者側として「このメダルにその金額の価値はない。」と思うのであれば、スルーして終りにすれば良いだけです。
高額でも商品が買える状態で見せ付けられるため「転売屋は酷い」と怒りがつのるのだと思いますが、ご自分で「この金額の価値はない」と判断したのであれば怒ることではありません。
バンダイが「1月までは倍の値段ね〜」とかやったら怒るところですが。
「バンダイは転売対策しろ」と言っている方もいますが、お客の誰が転売屋なのかなんてわかりはしませんし、バンダイが直接販売しているわけでもありませんので無理だと思います。
どうしても子供に買ってあげたい親御さんの気持ちはとても良いものだと思いますが、買えなくて言っている文句の内容は何か違う気がします。
最後の、
>どこかにぶつけないとやってられないですよ、
この一文がとてもわかりやすくて、他の方がなぜバンダイに対する怒りを書いているのかわかりました。
ありがとうございました。
が秀逸。
あと、アマゾンのマーケットプレイスは廃止しちゃっていいと思う。アマゾンが悪いと誤解される原因になる。「商品は素晴らしいけど、買えないから☆−1」とかワケわからんにも程がある。一方、ヤフオクはもう、本質はドロドロした弱肉強食のサービスであることが世に認知されつつある。こっちだけあれば充分だよきっと。
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