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■2009年、Google急上昇ワードランキング
6位に『デモンズソウル』。だって、神ゲーだから仕方ない。(10:47)

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あきたこまちのイラストとか
お米の袋に萌えイラストを描いたアレ。あれって、おれの地元の県なんですね。秋田県。正確には完全に地元ではなくて、南部の町なんだけども。萌え絵を取り入れたおかげで売り上げが増してるとは聞いていたが、昨日、NHKの『クローズアップ現代』で取り上げられた模様。人気のあまり、実際に現地を訪れちゃう若者ヲタがいるようで、田舎の農道をヲタが歩いているような光景が見られるのだそう。ここで地域で生まれて育った自分には、正直、異様以外の何ものでもなし。
ただ、否定するわけではない。むしろ地域活性化に繋がる、時流を汲んだ良い方法であると思う。おれは賛成。現地の人が求めているのは、第一にお金と、第二に相乗効果。田舎は本当に厳しい。若者が少なく、活気はない。おれも仕事がないから実家に戻らない。どんな手を打ってでも生き延びなければいけないという、切実な思いからこういう企画が生まれる。決して余興でやってるわけではないのだ。ご当地ヒーローの走りである『超神ネイガー』もそう。明日を生きるにはこういう企画に手を出さざるを得ず、それはヲタを理解しているとかしてないとか、そういうレベルの話ではない。下に貼ったニコ動のタグには、「痛自治体」の文字。これは代償である。この町にならって、他県の田舎町も似たような手法を取り始めると思われる。というか、もう広まってるのか。少なくともご当地ヒーローは全国化した。全国どこいっても「萌え」か「ヒーロー」がある時代がまもなく来る。でも仕方ない。とりあえず飽和するまでやればいい。飽和したら、また次を考えればいい。
気になるのは、いざこうやってお客さんが現地を訪れてくれたときに、現地の農家のおっちゃんらが、ヲタはどういう存在で、何を求めて来ていて、何を返してあげれば喜ぶのかを分かっていないであろうということ。こればかりは同じ穴のムジナをスタッフとしていますぐ雇ったほうがいい。ヲタにはヲタをぶつけるべき。でなければ、搾取(言い方は悪いが)できるものもできない。もっとお金を稼げる手段があるのに、「いまどきのアイデア」が浮かぶはずもない。現地のねーちゃんに苦笑いで対応されても、そんな空気などこちらはすぐに察する。その瞬間、萎えるのだ。違和感なく受け入れられる環境を作るべき。彼らに自分はヲタだと自覚させてはダメなのだ。
おれならどうするか。まず、萌え絵のコスプレをした秋田美人を3〜5人揃えて、茅葺屋根の平屋を用意。そこで彼女らと遊べるツアーを都会人向けに企画する。昼間は田舎の大自然を満喫。虫捕りや川遊びもいい。夜はあきたこまちで作ったきりたんぽなどの郷土料理を食いながらゲーム。田舎だから静かに眠れる。水もうまい。空気もうまい。都会の暮らしに合わない疲れた若者(ヲタに限る)はこぞって応募してくれると思うのだ。これって風俗業になるのか?なるよな。田舎でどこまでやってOKなのか要調査だけども、これはビジネスになる気がする。田舎生まれ東京住まいのヲタのおれが言うから間違いない。ちょっと本当にやってみたくなってきた。


今年7月の放映分
D
(10:21)

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