漂流ミンストレル

■「派遣切り」で3万人失業へ＝10月から半年間に−厚労省調べ
来年3月までに3万人が無職になるらしい。毎日この手のニュースが並ぶようになった。規模の大きい会社は、切る規模も大きい。来月から仕事がなくなったらどうなるか。なかなか想像し難いかもしれないけど、この度の景気後退はちょっと格が違う。ぼけーっと生活しているだけでも、素人のおれですらヤバい何かをひしひしと感じる。みんなの身近でも、今回はたぶんこういう人がきっと出てくる。
生き残れるのは「仕事（創造）」ができる人と、要領のいい寄生虫。この2種類。「作業員」は真っ先に切られる。自分が置かれていた立場は、切られてからようやく気付く。いざ、本当にいざとなったら、人は人を助けない。拍子抜けするほどあっさり見捨てるものだ。でもこんな時代にも臆せず、周囲を励まし、誇りを持って生きられる人もいる。本当に強い人、戦える人というのは、こういうときに分かる。明日、結婚式を挙げる友人もいる。カオスな時代に逆行して幸せのピーク。羨ましいうえに、感服せざるを得ない。グラッツ。（11:53）

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