正気の沙汰

Xbox360インフィニットアンディスカバリー』を始めてしまった
んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


というのが、とりあえず2時間ほどプレイした感想。なんか微妙なところばかりが目立ってしまうのはなぜだ。思えばトライエースの作品って、もともとこんなテイストだったっけか。『ヴァルキリープロファイル』がカッチリ丁寧な作りだったかといえば、確かにそうではなかった。『テイルズオブヴェスペリア』の直後なので、どうも神経質に見比べてしまう。というか、遊んでてなんかイラっときてしまう。(14:30)

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■『インアン』開始2時間で目に付いたところ
・デモでのボイスありor無しの場面を、どういう判断で区別してるのか分からない。さっきまでしゃべってたのに、急に字幕のみになったりする。と思ってたらまたしゃべりだす。
・その字幕が演出とともにどんどん流れて、プレイヤーを待ってくれない。長い字幕を読んで理解する前に、次のセリフに進んでしまう。結果、どうも内容にのめり込めない。
・字幕のフォントにクセがあって、ちょっと読みにくい。
・フィールドの見た目と、画面右上のマップが一致していない。見た目的にはだだっ広いフィールドで先に進めそうでも、実際の移動範囲はかなり制限されている。透明な壁にさえぎられる。
・エリア移動した際に表示される地名のフォントが手抜きに見えてしまう。
・ゲーム開始直後、本作の醍醐味である「シチュエーションバトル」を体験できるが、どうも掴みが弱い。難易度や演出的に、初心者にやる気を起こさせるものではない。
・フィールドで自由にセーブできるわけではない。どこかにあるセーブポイントを探さなければならない。フィールド自体は結構広いので、手軽に中断しづらいかも。
・セーブやロードの処理は結構速い。
・音楽がかなりいい。なんかもったいない。


とりあえず、ゲームに気持ちが引き込まれるところまでは辿り着けず。本作は発売前からビッグタイトルとして扱われ、期待も大きかっただけに、正直、この序盤でカウンターパンチを浴びた人は多いのではなかろうか。そうはっきり言えてしまうくらい、導入部分がよろしくない。発売日の9月11日は、箱○本体が値下げされた日。「新規さんは本体と一緒にこれ買っとけ」といわんばかりのタイミングと攻勢だったが、初めての箱○の洗礼がこれだとしたら、ややキツイ気がしないでもない。
スクウェア・エニックストライエースというブランドに対する評価(誤解・偏見を含む)もそうだが、何よりも後続の『ラストレムナント』『スターオーシャン4』に影響が出ないかどうか、そっちのほうが心配だった。上に挙げたボイスのこと、マップの仕様、フォントなどなど、手抜きと言い切れる根拠もないが、なぜだかそう見えてしまう箇所が多い。このゲームは構想と開発に結構な時間をかけているはず。少なくとも自分を含む一部のファンはそう思っている。誰もハズレくじを引いたなんて思いたくないのだ。とりあえず戦闘が楽しくなっていくという評価が多いみたいなので、この先に期待。9月中にはクリアしたいところ。


アマゾンのレビューには、こんなことを書いてる人が。


「構想10年間制作4年と時間をかけているのにも関わらず、なぜ中途半端な作品になってしまったのか、またはなぜ中途半端な状態で発売してしまったのか、という疑問が残ります。」



現時点では、まったくの同感。(15:04)

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