パップラドンカルメ

毎日新聞の事件は
テレビでほとんど報道しないし、内容が内容なのでゴシップと見分けがつきにくい。この手の事件はそれなりにネットを使ってないとそれ自体を知ることもない。同僚にちらっとこの事件の話をしても、知らない奴がほとんど。特に女の子に多いのはなぜだ。いわゆる、機械が苦手→パソコン苦手→情報源として使えない、っていうサイクルなのか。多くの人は情報源をまだまだテレビや新聞や雑誌に依存してるわけで、そこから垂れ流されてくるものがその人にとっての情報だったりする。
似たような話で、こないだ液晶テレビを買ったわけだが、これに付属するB-CASカードが怪しすぎる。これはB-CASという会社が普及させている、デジタル放送の著作権管理システムと連携しているカード。デジタルテレビやらチューナーやら、いまはあらゆる受信機にこのカードが付いてきて、これを差し込まないとデジタル放送を見ることができない。最初見たときは「なんぞこれ?」と思ったが、テレビを見れないことにはこっちが困るわけで、大して考えもせずにさっさとテレビに差し込んだ。画面キレイ。すんげー。
しかしながら、後々調べてみるとこれがまた怪しい。著作権保護システムということらしいが、そもそも国として、公共の地上・無料放送を暗号化しているケースが他に無いんだそう。また、このカードは国内の機器でしか使えず、海外にも持ち出せない。現在、国内の多くの機器にこのカードが差し込まれており、これには個別IDが振られている。つまり何が言いたいかというと、今後はピンポイントで放送のターゲットを絞り込める可能性がある上に、海外から日本がどんな放送をしているのか見えにくくなるということなのだ。これやばいんじゃないの。プチ人類補完計画だろこれは。
また、このカードと仕組みを管理するB-CAS社自体も怪しさ全開1200%。国内の放送を牛耳ろうとしてるにも関わらず、会社の代表電話番号、本店以外の事業所所在地、売上高(これは最近公表されたはず)、従業員数などなどをまったく公開していないのだ。唯一明らかになっている本社も、事業のスケールの割には微妙にちっさいビルのワンフロア入ってる。表からは看板もほとんど分からない。とにもかくにも長くなりそうなので、興味があれば「B-CAS」を調べてみるとよい。このままいくと、近々何かしらの問題になりそう。『ストリートファイターIV』やりたい。そしてガスト(ファミレス)のヘルシーねばねば丼とやらがかなり美味かった。(10:39)

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■なつい
たびたび脳内で再生されまくっていた歌。いま一度過去と対峙することで己を見つめなおすぜ企画。「パンをふんだ娘」に続く第2弾。

(11:38)

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