イラプション

ビョークのその後
先月の来日公演はものssssっそい行きたかったけど、結局いい席が取れそうになく、その日が仕事でつぶされそうな可能性もあったので断念。日本を離れたビョークはその後、中国に渡ったらしい。そして北京での公演中、ニュースでも取り上げられているチベット独立支持発言。このとき歌った「Declare Independence」は独立運動にまつわる曲で、もともとこの日の公演では演っちゃいけない約束だった。なので、これは彼女とバックバンドによるゲリラ的な行動だったみたい。しまいには曲の終盤に「チベットチベット!」と叫んだもんだから、当局も黙っているわけにはいかず、というオチ。そういえばCD版の「Declare Independence」にも、終盤に「コソボ!」っていう声が入ってたような。たぶんそこをチベットに置き換えたんだろう。

ビョークの行動は「国内では国に迷惑が掛かるような演出はすんなよ」みたいな中国法令の中のひとつに引っ掛かるらしく、これによって中国政府はビョークに法的措置を取ることができるらしい。とりあえずは罰金だろう。ビョークはこの他にも、同じくコソボうんぬんってことでセルビアでのフェスティバル参加を断られていたことが発覚するなど、最近はそっち系の話題が集中してる。いまという時代、以前にも増してこういう影響力のある人たちが世界情勢に対して何らかの行動をしたり、支持したりする場面がよく見られるようになった。自分の好きな人がしていることって、すごく影響されやすいし、真似したくなるし、かっこよく見えてしまうもんね。

なので、多少なりとも自分はそういう立場にいるという自覚がある人たちは、どんどん前向きなことをすればいい。ただ、その逆もまた然り。悪影響を及ぼすような行動は、必要以上に波紋を広げたりするから難しい。最近やばいなと思ったのが、朝どうしても起きれなくて、10分程のプチ遅刻を半月くらい繰り返してたら、いままでは時間きっちりに来ていた後輩も朝の出社が徐々に遅れだしたこと。気を抜いてしまってるのが明らかに周りに伝染しつつあった。部下とか後輩とか生徒とか、自分を見てる人たちというのは実は知らない間に自分の影響を受けていて、見えないところで自分を真似しようとしている。これは結構危ないのぜ。(13:42)

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■映画「ジャンパー(Jumper)」を観てきた
小難しくなくておもしろす。謎の大半が未消化のまま終了。続編あると思われ。主演のヘイデン・クリステンセンってどこかで見たことあると思ったら、悪くなる直前くらいのアナキン・スカイウォーカーさんだった。 (14:04)

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