USA vs Turkey 81-64 highlights FIBA2010


ターコルーとチャンドラーが揉めてた。ここ10年くらいで、NBAも米国出身以外の選手がかなり増えた。世界選手権を開催するにしても、サッカーくらい盛り上がってくれればいいのだが、やっぱり勝てないし、勝つにしてもまだまだ時間がかかりそう。この手の盛り上がりの肝は、チームの強さとその国の経済力が比例しないところにある。途上国でも全然戦えるチームが作れるから面白い。
強いチーム、強い国を支えるのはプレイグラウンドの存在が大きい。サッカーの場合、ボールひとつあって、どこかの壁をゴールと見立てればゲームは成立する。バスケットボールの場合は、最低でもリング、ボード、支柱、さらにこれらの結合と設置が必要で、ボールだけあっても100%楽しむことはできないのが残念。この辺の手軽さの違いは、プレイグラウンドの普及に関わってくる。
日本の場合、都内だけ見ても、わりとバスケットゴールはある。むしろ都内だからあるのかな?でも地面がデコボコだったり、砂利だったりして、本格的にゲームというわけにはちょっといかない。こういう何でもなさそうなところから整備されれば、少しずつバスケットボール文化の基礎も固まってくるのだと思うのだが。
スラムダンク』やエア・ジョーダンが流行った頃は、あれは国内の基礎力を上げる大きなチャンスであって、結果的に田臥世代が生まれた。『キャプテン翼』もそうで、あれは国内にとどまらず、海外でもヒットしたことで、ジダントッティピルロらにとってサッカーを始めるきっかけになったのは有名な話。始まりは大体マンガ。次にこの手の波が来るのはいつのことか。自分が生きてるうちに、民放でバスケットボールの国際試合が放映される日が来てほしい。

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