レイカーズ 2-1 サンズ

サンズ粘った。素晴らしい。スティーブ・ナッシュもアマレ・スタウドマイヤーも良いのだが、何よりもグラント・ヒルがこの大舞台に立てたことが嬉しい。感動もの。彼やアンファニー・ハーダウェイがケガをせずにその全盛期を全うできていたら、いまのリーグはどう変わっていただろう。PORのグレッグ・オデンはその悪夢に片足を踏み込みつつある。とにもかくにも、グラント・ヒルはおれの青春。ジェイソン・キッドとともに新人王を獲得したのはついこないだのように思い返せるが、それはもう16年も前だったりする。
LALとBOSのファイナルなど、最も見たくなかった組み合わせ。王朝が築かれるのも、それはそれで見応えがあるが、リーグ全体のファンとしては、少しでも多くの名選手たちにチャンピオン・リングをとらせてやりたい次第。BOSvsORLも、3-0でほぼ決着がついたようなもの。もしここからORLが逆転したら全俺が泣いて喜ぶ。願わくば、ドワイト・ハワードレブロン・ジェームズカーメロ・アンソニーあたりには、マローン、ストックトンバークレー、ユーイングみたいなキャリアを歩んでほしくない。ユーイングはいま、ORLのアシスタントコーチ。ハワードはユーイングの魂を背負って戦っているに等しい。

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