テキスト

自分が本からのインプットを余り行ってこなかったのは、ネットで色々漁って、そのレベルで満足していたからに他ならず。頭の良い人というのは2種類いるそうで、自分に必要な情報をセレクトできて、それを100%活かしきるタイプ。もう一方は、あらゆる情報を取り入れ、広く浅く、複合的に物事を考えて活かすタイプ。日本人は前者のタイプが多いらしく、かくいう自分もそうである。
しかしながらここにきて、やはり本からの情報なくしてはこの先つらいと思った次第。最近、会社にある本を数冊読んだところ、ネットからの情報とは違う形で頭に入る。なんとも表現しがたい。ネット上には多くの情報があるとはいえ、蔵書のレビューはあっても、内容まで読めるわけではなし。実際に読むことと、読んだ気になることでは、結構な開きがある。本といっても小説ではなし。物語を楽しむのはゲームで事足りている。
本にお金を払える人と払えない人がいる。たぶん、その迷いの多くはネットのせい。自分もいままで何冊か本を買ってきたが、ろくに読んでない。毎日文字と格闘している以上、活字への耐性はあるのだが、紙に印刷されるとまた印象が違う。なんか重い。いまさらながら読書を習慣づけるべしと思い立ったが吉日。電車の中吊り広告には、「年齢じゃない。意欲だろ」のキャッチ。恥ずかしながらも地道にやるしかなし。今年前半はインプットに充てるのだ。