23

■マイケル・ジョーダンが殿堂入り
NBAを真剣に見始めたのは、バルセロナ五輪で初代ドリーム・チームが登場した、1992-1993シーズンから。自分は中学1年生であり、バスケットボールを始めたての頃であった。また、当時は『スラムダンク』のブームに火が付き始めた時期でもあり、AIR JORDANAIR MAXを始めとしたいわゆるハイテクスニーカーの全盛期でもあった。思えば、あれがバブルだったのだ。子供だったせいもあるのか、何もかもが輝いており、青春であった。
その年のファイナル、vsポートランド戦は見逃した。まだファイナルがいつ行われるだとか、そういう基本的な知識が無かったのだ。翌年、シカゴが最初の3ピートを達成したシーズンはかなり真剣にチェックして、ようやくNBAの魅力にどっぷりハマった。その後、ジョーダンの最初の引退、MLB挑戦、新世代の台頭、2度目の3ピートと「The LastShot」、ウィザーズ時代、最後の引退を目の当たりにし、現在に至る。いま思えばとんでもないヒストリーを見ていた。自分が最もバスケットボールに熱中していた期間、現役の彼のプレイを見ることができたのは非常にラッキーであった。
間違いなくスポーツ界史上最強のカリスマがそこにいた。いまの若者が何と言おうとも、これだけは譲れぬ次第。NBA史上、最も勝負強く、数々のドラマと名場面を残し、記録を打ち立て、全世界を魅了したプレイヤーは、このマイケル・ジョーダンに他ならない。これまでも、これからも。

→動画:コービー・ブライアントとの比較
(10:00)

          • -

PS3/Xbox360『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2
2009年12月10日発売。(10:28)

          • -