戦犯はジャミアー・ネルソン

■「がんばれ」という言葉
は、主に誰かを応援しているときに使う言葉だが、最近、どうも上から目線の言葉のような気がするのだ。「なんというかまあ、がんばれ」的な。そうじゃない場面でもそう聞こえる。がんばれという言葉をかけるのもおこがましいほどがんばっている人もいるわけで、そういうわけで、「がんばれ」はキャパが限られていると思う次第。真摯に鬼神のようにがんばっている人には、本当に何て声を掛けたらいいものか分からないときがある。「尊敬します」でも「応援しています」でもきっとない。言葉なのか身振りなのか、正解はわからぬ。ただ、自分も同じ身になっていること、その先には希望があるという気持ちを共有すればよい。きっとそれだけでよいのだ。(18:20)

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