Ghazzah

PS3KILLZONE 2』
TVCMうまく作った。面白そうに見えて仕方がない。(12:15)

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■アルコール
人生のなかでできるだけ摂取したくないシロモノ。(10:10)

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■暗躍
正義のヒーローのことなど誰も知らぬ。人知れず皆を守ってくれてたり、人知れず倒れ逝く者もいる。ヒーローがヒーローになってしまったのは、幸か不幸か、戦うべき相手の存在を知ってしまったから。これに他ならない。その脅威は皆だけでなく、いずれは自分にも降りかかる。この事実を知った以上、放ってはおけぬ。
日夜繰り返される戦いにヒーローは疲弊する。その対価として、皆は変わりない日常を送り、真面目に働く者もいれば、中にはグダグダ極まりない者もいたりする。ヒーローの心境はどんなだろうか。彼らの笑顔を見ていられることが最高の幸せであり、元気の素。東映のヒーローならこんなことを言ってのけるかもしれないが、現実はたぶんそうじゃない。しょーもない奴らを守るために、自分は出せるだけの力を出して、なんでこんな辛い思いをしてまで彼らを守らなければならぬのか。一度は必ずそう思う。
ここでヒーローには選択肢が生まれる。希望を失わずに最後まで戦って皆を守り続けるのか、この力を使って沈み行く船から一人脱出するのか、もしくは敵方に寝返って戦いを終結させるのか。ヒーローになってしまった自分を呪うかもしれない。アホのまま暮していれば、この日常に潜む現実のことなど気付くこともなく、終わりを迎えるそのときまで、娯楽快楽MAXで暮らすことができたのに、と。しかしそれは叶わぬこと。目を覚ましてしまった以上、再び夢の中に戻るなどという器用なことは、実際はなかなかできないものだ。
世の中の色んな仕組みに、「気付く人」と「気付かない人」。もしくは、「見えてしまう人」と「見えない人」。人間はきっとこの2種類に分けられる。映画『MATRIX』に惹かれる理由はこれだ。“覚醒”の赤いカプセルと、“忘却”の青いカプセル。知って暮らすか、知らずに暮らすか。どちらもそれなりの幸・不幸がある。どちら側で生きるのか、それを選ぶのもまた、自分自身なのだ。(10:09)

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