セクトと金

ガリガリ君の梨味
梨味って書くとなんか気持ち悪い。が、うまいのだ。昨日だけで3本食った。冷凍庫に梨つっこんで、キンキンに冷えたのをむさぼり食うかんじ。ガリガリ君自体が久しぶり。しかしながら、相変わらず溶けるのが速い。(10:56)

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■新しい戦争
DVD『不都合な真実』ってもう発売されてるのか?なんて思ってたら、どうやら昨日が発売日だったらしい。元米国副大統領アル・ゴアが、キャリアの中で行ってきた環境活動の報告レポートを映像化したもの。劇場公開時に見に行こうと思っていたが、いつの間にか終わってた。それにしても昨日発売とか、なんというエロいタイミング。サミット開幕に合わせすぎ。“環境”という言葉が流行り過ぎているこの頃、逆に不安になってくることがある。洞爺湖サミット北京オリンピックが終わったらこの風潮はどうなるものか、非常に気になるところ。
アマゾンのDVDレビューを見たら、誰かが「映像のちからを悪用した非科学的政治プロパガンダ映画」と書いていた。仰るとおり、温暖化問題は火を伴わない利権争いのネタと化している節がある。腑に落ちないままの京都メカニズム。これからテコ入れされていくのだろうが、当分はカオスが続きそう。上層で温暖化をネタにパワーゲームを行われても、実際のところ環境改善に向かっていってるのかどうか、自分らのようなパンピーにはかなり実感しにくい。エコにお金を払うという行為は、実際のところ、意識レベルではまだまだ「寄付」の粋を越えない。
しかしながら、地球環境が結構ギリギリのところまで来てるのは事実っぽい。自分の実家は雪国。冬は家を覆うくらいの積雪があるのだが、ここ数年はもうさっぱり。降らないし、積もらない。真冬なのに土が見える。そこまで寒くもない。毎年帰省しているわけではないので、その変化がはっきりと分かる。もはや上京当時の冬には戻れないのだ。そういう意味では、昨今の風潮はプラスになっている。環境に関する商材やらサービスやらサポートやらが、そこかしこに落ちている。環境問題へのとっかかりとしては非常によい。問題なのはここから先。これはブームだが、ブームとして終わらせてよいものではない。この星の生物として、未来のために星を守る義務があるのだ。逃げ場はたぶん当分無い。宇宙世紀はまだまだ遠い。(12:14)


【追記】そもそもこんなDVDに金かけるのはどうなのか、冷静に考えると自分はまずそこからズレてる。どうせ何回も見ないんだろう。借りて1回見ればいいじゃん、おれよ。これは使命感というより単なる物欲。「なりたい自分」と「本当の自分」は違うのだ。この差を無理して埋めようとするから、人は間違いや過ちを犯す。何でもそうなのだ。ちんこ。

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