情報弱者
■WiiWareにナンバリング最新作
Wiiには“バーチャルコンソール”というサービスがある。これは、ファミコン、スーファミ、64、メガドラ、PCエンジンなどのゲームを有料ダウンロードして遊べるというもの。売り切り。一方、“WiiWare(ウィーウェア)”というサービスもあって、これも同じく有料ダウンロードでゲームを買えるというものなのだが、こっちはこれ専用に制作されたゲームが配信されている。そこにどうやら、シリーズ最新作『ロックマン9』が投入されるらしい。
『ロックマン9』は、なつかしのガチ8bitで開発しているようで、つまりは新作ファミコンソフト。スーファミで『ロックマンX』に移行して以来、ナンバリングタイトルは作られていなかったのだが、こんな時代のこのタイミングで登場。WiiWareの面白い使い方。一部、こんなことをやってほしいという声は以前からあったのだが、とりあえずカプコンがやってくれた。このやり方なら、旧ハード向けの新作が今後もどんどん作れることになる。かつての名作の続編が出たりしたら、おじさんゲーマーは大喜び。正直、こういう動きはGJすぎる。当時のようなドットで描いた『FF』とか『ロマサガ』の新作出したら、そこそこ売れると思うのだ。
WiiとニンテンドーDSでライトゲーマーの取り込みは完了。併せてゲームセンターCXがちょい流行ったこともあって、この時期にレトロゲーがぽこっとリリースされても特に大きな違和感は無い。タイミングとしては悪くない。開発費がかからなそうなので、メーカーのお財布事情にもやさしい。いまの次世代機戦争を見てると、ゲームとしての面白さは実際行けるところまで行った感はある。このまま時代が逆行しだしたら、これはこれで面白い。「いい時代だったあの頃」が、現実に蘇る。
(10:26)
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