激戦区へようこそ

■朦朧
昨夜、年度末の納会にてアルコール大量摂取につき、帰宅後は完全機動停止。今朝も微妙にアタマ痛い。
それはいいとして、どうやらツタヤの宅配レンタルサービスが非常に使えるものらしく、このたび自分も導入してみようという気になった。いちいち借りに行って返しに行って…がめんどかったため、きっと感動するに違いない。プランは色々あるようだが、友人は月額2000円だかで借り放題らしく、もとを取れるだけ借りられればこっちの勝ち。同時に借りられるのは2本までらしく、ネットで予約すると翌日か明後日に自宅のポストに届いてて、見終わったらパッケージのラベルを1枚はがすと返信用に早変わり。そのままポストに投函すれば翌日くらいに返却されて、そこからまた2本借りられる、みたいなかんじ。料金次第で許容量が変わるんだろうな。というわけで、今日調べてみる。(11:37)

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■能代工・加藤三彦監督が勇退
声デカいしズバズバ言う人だけれど、表情とか目の奥に暖かいものを持っている人だった。怒鳴るときも全部秋田の訛り。この人は全国大会でもこんな風に叫んでるんだろなーと思って見てた。高校当時、この加藤さん&田臥勇太が率いる能代工業とは何度も戦った。ここでひとつの歴史が終わるのは、まさに彼らの黄金時代にプレイしていた者として非常に感慨深い。今後は、JBL栃木の監督に就任するそう。高校生と社会人だと、指導方法が違うよなあ。チームがどういう風に育つのか気になりすぎる。


加藤さんは当たり前のことを当たり前に指導する人。いまはどうなのか分からないけど、当時の能代工業といえばラン&ガンの代名詞であり、さらに田臥のプレイスタイルもあってとても華やかに見えたりしてた。そういえばバスケブームの全盛期でもあったっけ。だけど対戦してみて分かったことがあって、それはそういう華やかさを支えているのは、まぎれもなく基礎体力であるということ。彼らの普段の練習を見ても、ド派手なことをしている場面は一切ない。効率だけを徹底的に上げたり、楽して強くなるようなことはしていない。強い身体があれば基礎が身に付き、応用力や派生技術はあとから身についてくるという、それをひたすら地で体現しているだけだった。当たり負けするとか走り負けるとか、そもそもそういうレベルで差がついていれば、勝てるわけがないのだから。


自分がこれに気付いたのは、残念ながら高校を卒業し、もう彼らと戦う機会を無くしたあとだった。しかしながらこれはスポーツだけでなくあらゆることに共通していて、自分にとっては大きな発見。何事も体力勝負。強くなりたいなら、基礎の部分を見極めて、そこを伸ばしてやるとよいということだ。どこの世界もなんだかんだで結局、一番タフな奴が最後まで生き残る。(14:54)

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