オワタちゃん

■微妙なライン
何をもって成功というかは色々あるが、何かを勝ち取る、または達成しようと努力する場合、「コツコツ周りの地盤を固めて種をまいて花を咲かせるタイプ」の人と、「自分の主張を曲げずに貫くタイプ」の2種類がいる。前者は当面の利益を差し置いてでもまずは身の回りの環境を固めて、成功に辿り着きやすい地盤を作る。そのあとで確実に結果を掴みに行く。一方、後者はとにかく自分の主張を曲げない。極端ではあるが、自分は正義・安売りはしないという姿勢を貫いて、成功まで一気に突き進む。道中でその主張が強ければ強いほど、有無をいわさず「ごもっとも!」と同意する人たちも多くなることでしょう。ある程度勢いがあれば、一部の人は信じ込んだりその気になったりしてしまうからね。
両者が最終的に同じ成功に辿り着くとしても、それを実行する側にとっては、やりやすい方とやりにくい方がある。この2つの方法はそれぞれ全く異なるもの。もちろん、成功までにかかる時間もそれぞれ違う。両者は性格が違うのだ。会社が従業員を募集する際、それぞれ異なる個性や価値観をもった人を集める傾向があったりする。要するにドロップの缶を開けたとき、イチゴ味、レモン味、グレープ味、メロン味、ハッカ…など、色んな味があったほうが全体としてウマーでしょ、ということだ。
だがしかし、必ずしもこれが成功のパターンとは言い切れない。ある会社では、面接での採用基準のボーダーラインとして、「社長に逆らわない人・意見しない人」というのがあるらしい。これはこれで極端だが、悪くないこともある。社長自身が地雷であればもう転落一直線だが、社長が有能だった場合、自分が仕事しやすい環境でフルに能力を活かせるため、いい循環しか生まれない。また、経営方針うんぬんで議論やトラブルが起きにくい。こういう面では、実に無駄な時間や労力を要しない仕組みができあがる。いいじゃないか。
つまりは何というか、引き締めるのも緩めるのも、その時々の状況をよく見て判断しましょうね、ということ。柔軟に。世間一般的に蔓延しているセオリーが、必ずしも正解ではないということ。人間の性格ってほんといろいろだ。正直、お互いがオメデタイ奴だと思い合いまくってるよなあ…。そう考えると何か悲しい。世は無常。ふぁっくゆー。

(11:37)

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PS3
ブルジョアな人が格安で売ってくれるらしい。格安ってどんだけやねん。てょこ。(15:49)

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