ブルードラゴン

Kiddfive2006-12-11

Xbox360ブルードラゴン』レビュー
本体とソフトがセットになってるパックを購入。29800円(税込)。本体にはHDD載ってないけど『FFXI』はPS2でやるし、当分は他のゲーム買わないだろうし、まあいいかなと。Xbox360ですが、本体のファンの爆音が予想以上。うちのデスクトップPCと同じくらいうるさい!!マンガ読んでる人の横でプレイしたりすると怒られそうな勢いです…。


ゲーム自体は非常に丁寧な作り。時間をかけたんだな〜と、はっきり分かる。例えば普通に街中を歩いていても、調べられる箇所がとにかく多い。目に見えるオブジェクトのほぼ全てで何らかのリアクションがあり、お金が落ちていたり、アイテムをゲットできたり、ステUPできたりなど。マップの隅から隅までボタンを連打して歩いたのは凄く久しぶりw グラフィックはとにかくキレイ。挙動をリアルタイムで演算しているため、全編を通してムービーとプレイアブル状態との差が無し。音楽は植松伸夫氏。全曲を彼が担当しているので、ファンには感涙ものでしょう。


戦闘は『FFX』に近いかな?個人ごとのターン制で、次に誰が行動するかが目に見えて表示される。次に攻撃してくる敵を先に集中攻撃してつぶしたりとか、戦略性もそこそこありつつ、なんというか任天堂のゲームをプレイしているような安定感がシステムから伝わってくる。キャラの育成は『FFV』が近いかも。影には「モード」と呼ばれるジョブのようなものがあり、SP(シャドウポイント)という熟練度のようなものがある。これをためていくと新しいスキルを覚えていく。影のモードを変更しても、既に覚えているスキルを組み合わせることで、魔法が使える戦士、みたいなのを作ることが可能。登場するモード、スキルは、呼び名こそ違うものの、仕様はほぼ『FF』そのもの。「白・黒魔法→ホワイト・ブラック魔法」「ためる→チャージ」「チャクラ→ヨガ」など、名前を変えればそっくりそのまま『FF』の新作になり得るかんじ。


どっかにも書いてたけど、一文で表すならば「坂口博信氏が手がけた昔ながらのスクウェアRPGを、最先端の表現でプレイしている」ような印象。演出は『FF』、ゲームバランスは『ドラゴンクエスト』を彷彿とさせます。キャラが鳥山明氏だからっていうのもあるかもしれません。あとあれだ、鳥山ワールドが嫌いな人は買わないほうがいいです。全編に彼のテイストがとにかく散りばめられまくっているので、その表現が合わないという人にはオススメしません(最初に戦うザコキャラがどう見てもウンチくんだったりとか)。DVD3枚組で、自分はまだ1枚目。プレイ時間は10時間ほど。フルPT(5人)にすらなっていない状況です。今後のストーリー展開次第で、『クロノトリガー』級に語られていく作品になる可能性があるかも?早くもXbox360で続編の制作が決まってるほか、週刊少年ジャンプでマンガが連載中。もうすぐアニメの発表もあるっぽい。ゲーム慣れしたXbox360ユーザーなら、買いでいいと思います。往年のゲーマーなら、いまの自分に大ボリュームRPGに立ち向かうだけの体力と精神力があるかを、再度確認されたし。


 →坂口博信氏が出演、『ブルードラゴン』体験プレイ動画はこちら (9:55)

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Wiiまで勢いで買ってしまう
買ったけど、やりません。やる時間ありません。というわけで、誰かいる?未開封なので定価でw【ひとまず終了】(10:32)

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