Where team happens.


NBAファイナル10-11は、我らがダラス・マーベリックスが制覇。フランチャイズ史上初の優勝。プレイヤー全員が優勝未経験者であった。ファイナルMVPを受賞したダーク・ノビツキーをはじめ、ジェイソン・キッド、ジェイソン・テリー、ショーン・マリオンなど、準スターの地位を築きながらも無冠であったベテランたちがこぞってチャンピオンリングを手にすることができた。
5年前のファイナルと同様にマイアミが対戦相手であったこと、そのリベンジを狙ったこと、ベテランvs若手、シーズン前のFA市場にてチームに残ることを選んだ者とチームを捨てた者の対戦であったこと、ジェイソン・キッドにとってはドラフト指名を受けたチームでファイナルに辿りついたことなど、実に様々な“縁”が絡んだシリーズであった。
今季、自分はNBAリーグパスBBを利用し、実質初めて、好きなチームを最初から最後まで見ることができた。マブスを応援してはいたものの、正直なところ優勝できるとは思っていなかった。年々進むキッドの衰え、来期のロックアウトにともなう引退宣言、1月のバトラーの故障、ボーボアがいつの間にかいない、などなど、順風満帆とは言い難い内容であった。
結果的に、全盛期のエリート選手を3人揃えたところで、初年度から優勝できるほどNBAは甘い世界ではないことが証明された。そしてマブスは、自分にできることを積み重ねていれば、いつかは報われる可能性があること。諦めてはいけないこと。これらに年齢は関係ないことを全世界に示して見せた。






NBAファイナル09-10
NBAファイナル08-09
NBAファイナル07-08
NBAファイナル06-07 ※ネトゲにうつつを抜かして記述なし
NBAファイナル05-06

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