チャレンジャーの心

自分は何かと本番に弱い。少なくとも強くはない。でもうまくいくこともある。極度の緊張を伴いながらも、予想以上の結果を残すことがある。紛れもなく精神状態の違いによるものだが、これを分けている要因は何なのか、ずっと知りたかった。今日、シカゴvsLAレイカーズ戦についての宮地陽子さんのツイートを見てハッとさせられた。


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きょうのブルズ@レイカーズは、最初から最後まで緊迫していて、両チームがハードプレーを見せてくれた好試合だった。レイカーズが王者で、ブルズがチャレンジャーでという立場をお互いにわかったうえで、どちらも一歩も引かず。ブルズはシーズンが終わる頃には上位チームにとっても強敵になりそう。
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毎度、小心者のくせに自信過剰な自分は、何事にも「足元をすくわれないように」という気持ちで取り組むのが癖になっていた。この時点で物事がうまくいく考え方ではない。すくわれないように=自分が格上であるという前提だから、恥をかくことを恐れるし、結果的に守りに入るし、受け身になるし、相手に対応してキレイに返そうとするから、自発的に100%の力を出しきれないまま終わってしまう。仕事もバスケもゲームもそう。何事も相手の胸を借りると思って、自分ができることを淡々と実行すべし。謙虚であるべし。
これまで極度の緊張のなかでもうまくいったときは、相手の力が身にしみて分かっており、ある種の諦めが生じている状態だったに違いない。今度、何かで検証してみよう。

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