うっすらと疲労感

土曜日、友人の結婚式で熊本へ。とにかく暑かった。半袖短パンで行って正解。8:30の飛行機で羽田から阿蘇くまもと空港(熊本空港)へ。フライトは約1時間半。降りたらシャトルバスで市街地へ。音声ガイドは、よく聞いたらスザンヌ?どうやら地元出身らしい。熊本交通センターなるバスターミナルで降り、荷物を預けに近くのホテルに向かう。なんか小さな歌舞伎町みたい。キャバクラやらスナックやらがかなり多い。どうやらそういう名所だったらしい。披露宴まではまだ時間があるので、私服のまま熊本城へ行くことに。途中、小腹が空いたのでラーメン屋に入り、とんこつラーメンが…なかった。ので、てきとーに塩ラーメン食った。やや後悔。繁華街なのに、多くの飲食店が閉まっているように見えた。居酒屋もランチをやっていない。食うところを探すのにかなり時間がかかった。城までは徒歩15分くらい。とりあえず天守閣のてっぺんまで登った。敷地全体にとても掃除が行き届いててキレイ。晴れてるので見晴らしもよい。汗だく。





城の中に雑兵のマネキンが。非常によくできている。一瞬人かと思ったが、ピクリとも動かないし、肌の色も作りモノっぽかった。「これよくできてんなー」とか「こういう顔の友達、中学時代にいたわー」とか、言いたい放題。他のお客さんも関心してる。一通りいじくり倒してその場から進もうとすると、そのマネキンがスッと立つ。そして表情ひとつ変えずに周囲を徘徊しだす。……人間だった。まじでびびった。思わず「うおっ!」って言っちゃった。あの演出はなんなんだ?まったく微動だにしないにーちゃんだった。その挙動はプロどころじゃなく極まってた。世の中にはああいう仕事があるものなのか?
披露宴は熊本駅前。市街地からクルマで10分くらい。主要駅っぽいのに、周りがまったく賑やかじゃない。商店街が見当たらない。メシを食えそうな店すらない。この市街地とのギャップは何なの?会場には180人くらいのゲスト。大量。東京から行ったのは自分を含め数人。まわりは博多弁。完全アウェイ。事前に話は聞いていたものの、新郎の知人はプチ『龍が如く』的なおにーさんが多い。こちらも気を抜けない。和洋折衷の料理をおいしくいただき、余興やらキャンドルサービスやら両親への花束贈呈やら、一連のおめでたい流れ。宴はいいもんだ。いいもんだね。終わるころには18時半を回り、いったんホテルに戻ったのち、二次会へ。今度は市街地のほう。DJブースのあるバーだった。途中のビンゴゲームでは、珍しく2等を引き当て、空気清浄機をゲットする。その後、またホテルに戻り、荷物を置いて、三次会へ。夜中まで飲んだくれてたけども、馴染んだ連中ばかりだと悪酔いもせず。ただ疲労感はマックス。
結局、最終的には3時くらいにベッドに入り、翌朝7時半起床。前日の早起きもあって、結構眠い。ホテルで朝食をとり、昼前の便で羽田に戻る。モノレールを途中下車。自宅まで歩き、夜には自分の結婚式の打ち合わせがあるため、資料に目を通す。18時半にあわせて八芳園に向かい、22時前に全て終了。やらなくちゃいけない作業が山のようにある。家の近所までバスで帰り、途中でセブンイレブンに寄って、軽食を買う。奥さんは熱海に旅行に行ってたので、おみやげを見せてもらう。たこわさびと、わさび系のおやつと、手作りのマグカップ。なんか、ツアーの一環として、工房でそういうのを体験してきたらしい。デザインは、手描きのアンパンマンと食パンマン。わりと良く描けている。カレーパンマンは優先度が低かった模様。自分からのみやげは馬刺しのみ。単品で申し訳ない。今夜にでも食うとしよう。他にも空港で『食べるラー油』を見付け、買うかどうか迷ったが、今回はスルーした。いただいた引き出物は某オシャレブランドのカレーボウル一式をペアで。奥さんに雑貨業界について色々説明してもらい、魅力をより深く理解した。ぜひ使わせていただきたい。久々に体力ゼロになるまで遊んだ感。

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