masasonさんの舵取り - トリプルダブルな日々。

昨日、ソフトバンクが米Ustream社に2011年7月までに7500万ドルを出資して筆頭株主になるというニュースが出た。Ustreamはその名の通り（？）、ユーザーがWeb上で映像のストリーミング配信を行ったり、観たりすることができるサービス。2007年にとある技術者が、イラク戦争に派兵された兵士と本国で会話することを目的として作ったもの。確か。最近では、iPhone向けにもアプリが出ていて、iPhoneを持ち歩いて動画の中継配信ができたりする。
そんな、自社が扱うiPhoneとの親和性があったからこその今回の出資。さらにmasasonこと孫正義さんは、出資発表の当日、Twitter上でユーザーからの「Ustream専用のスタジオ作って！」という投稿に、「了解。作りましょう！！」と即答。かっちょよすぎて思わずニンマリした。しかも本当に作るらしい。グリーやサイバーエージェントの中の人も、この瞬間、この発言にとても反応していた。
http://twitter.com/masason/status/8533403799
一説によると、この孫さんという人は、200〜300年先の事業計画まで立てていて、毎日それをじっくり眺めて過ごしているのだそう。先見の明というが、そんなものは才能ひとつで成り立つはずもなく、こうした毎日の観察や経験などの積み重ねによって生まれるものだと思う次第。また、wikipediaによると、“19歳の時に、「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低で1,000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ。」という人生50年計画を立て、今もその計画の実現に向けて走り続けているという。 ”みたいなことを実践する人。インタビュー等での発言も、経営者である一方、どこか少年のような無邪気さと元気がある。在日がどうたらというのは置いといて、自分は密かなファンだったりする。ただのハゲたおっさんではない。
そういえば、孫さんが世に出てきて脚光を浴びた当時、弟さんも隣にいたよな。あの人はいま何やってんだ？