脳内厨二

■夢の話をまた忘れないうちに書く
なぜか実家。2階に上がる階段前。階段の真ん中らへんには、石灰で作られたように真っ白な「考える人」みたいな像が座ってる。座ってるというか、置いてある。大きさは人間の1.5倍くらい。でかい。それの名前は、アイアンフリート。クリーチャーだ。おれと他2名の、計3人でどうやらこいつを倒さなければいけないらしい。武器は、片手剣、短刀、バール(マンホールを開けるときに使うようなやつ)の3種類。今回はバールではあまりダメージを与えられないのと、攻撃時に隙が大きいとの指摘を受けたことで、片手剣と短刀の二刀流にすることにした。こいつは夜中のある時間になると動き出し、人間になりすます。その時間帯に奴の偽装を見破り、本体を出現させたところを一気に叩かなければ倒せない。奴はかなり硬そうに見えるのだが、刃物で大丈夫なのだろうか。

階段横の部屋からしばらく奴を見張るも、あまりに動かないので3人ともついうとうとしてしまう。どれくらいの時間が過ぎたのかわからない。なんとなく目を覚ましたとき…、階段から奴の姿が消えていた。動き出した。残りの2人を起こし、ダッシュで2階に上がる。2階に上がると、人の気配が。…いた。誰もいるはずのない部屋に、妹がいた。おれの実家は、もともともぬけの空だった。家族をずいぶん昔に失い、それからは誰も住んでいない。年月が過ぎ、ボロボロになったが、部屋はそのまま残っていた。

2階で見つけた妹の姿は、まだ平和な日々が続いていたあの頃のままだった。彼女はまるで当時の部屋の様子が見えているかのように、置いてあったピアノの話をしたり、棚から本を手に取るしぐさをしている。とはいえ、手を伸ばした先のピアノや本棚は、もうない。言動もあの当時のまま。誰かと会話をしているようだが、相手は見えないし、分からない。まるで、在りし日の姿がそのまま切り取られているようだった。アイアンフリートが動くのは深夜。今夜は月が大きく、窓から明かりが差している。暗闇の部屋と妹の姿があいまって、異様な光景を作り出している。

おれは剣を抜いた。妹の姿でこそあるが、あれはアイアンフリート。妹はもうおらず、これは紛れもない現実。おれはマンガやアニメのように心を揺さぶられたりはしない。まずは剣の腹で奴をバッシュし、こちらが敵であることを示し、本性を引き出さなければならない。アイアンフリートはもともと攻撃的なクリーチャーではない。おもに人の念が強い場所に出現するのだが、普段は像としてn







この辺で目が覚めた^^
正直、アイアンフリートは超怖かった。 (11:10)

          • -