あばよダチ公

■遠くの親戚より、近くの他人
最近、生きている実感が湧かない。本当にない。その代わり、自分のことよりも人のために何かをしたいと思うようになった。かつてないほどに自分の事がどうでもいい。あまりに実感ないので、昨日は夜中に外走りに出て、全力疾走。息が上がって汗が吹き出て、どうやら生きてるっぽかった。ついでに自衛隊にでも入ろうかと本気で思った。

うさぎとかめとはちょっと違うけど、先を見据えすぎると歩き始める前から気持ちが萎えて、不安にしかならなくて、変に疲れてしまう。自分は昔からこういう思考が大得意。あと、非常に保守的。だけど、キレイに舗装された道をカタくカタく進みたいと思う反面、転がってボコボコになりながらカドがとれて丸まって、すげーひどいめにあって、どん底を見て、でも普通じゃ見えないものをたくさん見ることができて、最後は満足しながら死んでいきたいと思ってる自分がいる。

自分が何者になるのか、さっぱりわからない。わかったのは、年齢とは、ただの数字だということ。これは人を縛り付ける呪い。みんな騙されちゃいけないぜ。

自分はよく、わけもなく自分を精神的に追い込む癖がある。んで、しばらくしてこの日記読み返して「あーアタマおかしーこと書いてんなー」って思うこともわかってる。そのうち必ずそんな日がくるのだ。

さらにおれは、昔から「過去の自分・未来の自分に会いたい」という怪しい願望がある。いまのおれが過去の自分にアドバイスできるなら何を伝えるか、また未来の自分はいまのおれにどんな言葉を掛けるのか。未来のおれには、せめて「諦めずにがんばれ」「自分を信じろ」くらいは言ってほしい。じゃあ、いまのおれは過去の自分に何て言おうか。いろいろ考えてみたものの、やっぱり「自分を信じろ」なんじゃねーかというところで落ち着いた。じゃあ、いまの自分は案外悪くねーんだろうか。

人はそれぞれ、色んな秘密を抱えてる、と思う。悩みとかそういう爆弾をこっそり抱えて、でも誰にも言えなくて、ぶん投げるわけにもいかなくて、それは自分との戦いでしかなくて、なんとかがんばってる人って結構多いんじゃねーか？普段は何気ない顔してるけど。もしそんな人がいたら、おれもそういう人間ですよ。大丈夫です。でも秘密は秘密なので秘密です。

極楽みたいな人生送ってそうな人が実はすげー最悪な気分で毎日過ごしてたり、グダグダのしょーもねー人生送ってそうな人が実は毎日が最高に楽しかったり。世の中って、実はそんなかんじじゃねーかなと思ってます。（18:33）

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